J:COM様主催「多摩の食材を活用したメニュー試食会と観光セミナー」参加
前回に引き続き今回も「多摩の食材を活用したメニュー試食会と観光セミナー」にご招待いただきました。
場所はパレスホテル立川で、こちらのホテルは2023年12月31日をもって営業を終了するとのこと。今回が最後の利用になりそうなのでしっかり堪能してきました。
セミナーの会場には主に農家さんや飲食店の方々、そしてNHKや新聞社など取材者も多くいらっしゃいました。
45分ほどフードツーリズムについての貴重なお話をお伺いし、その後いよいよパレスホテル総料理長 毛塚智之さんによる多摩の食材を使ったフルコースの時間。
《一品目:多摩産いも・芋・イモと、常磐産イワシのテリーヌ仕立て》

彩鮮やかなお花「エディブルフラワー」は、食べる事ができるお花で、サラダやケーキ、お料理などに添えて目で彩りを楽しめるのはもちろんのこと、防虫剤のみを使用し限りなく無農薬で作ったオーガニック栽培なので安心して食べられるそう。
実際に食べた食感は、シャキシャキしていて葉サラダのような食感でした。
《二品目:秋の味覚たっぷりの江戸東京野菜のポトフ仕立て 東京うこっけいのスープと共に》

《三品目:多摩産野菜と福島県産魚介のマリヤージュ ブイヤベース仕立て》

《四品目:TOKYO X のロースト春菊香る特性ラビコットソース 多摩産茸のタルト添え》

《五品目:東京牛乳と東京狭山茶のブランマンジェ仕立て 東京紅(柿)のコンポート添え》

味はもちろんのこと、目でも楽しめて五感を満たしてくれる素晴らしいコース料理でした。
一品ごとに使われている食材の生産者の方が、その食材の良さや特性、生産に至るまでの苦労などをご説明くださったのでより深く味わいながら頂く事ができました。
フルコースをゆっくり堪能した後、生産者の方とお話をする機会があったので直接色々お話を伺いました。
そのお話の中で印象的だったのは「農業の働き手が減ってきているし、せっかく美味しいものを作っても消費してくれる人がいなければ意味がないし、ビジネスの観点でもやはり多くの人に食べてもらいたいのが本音。日本国内だけでやっていくのは限界なのではないかと考える時がある。」と。
この場に参加している方々とは全く異なる業種ながら、株式会社LAHUとして何ができるのかと考えた時に
”海外”がキーワードとなりました。
自社でできることは海外との架け橋となること。日本の食文化について国内外へ様々な言語で発信することや国内在住者や日本へ観光で来た海外の方へ向けたフードツーリズム、外国人材のご紹介など、様々な角度からアプローチができるのではないかと、考えました。
こちらのセミナーを通して繋がれた生産者の方々と今後も情報交換をしながら、少しずつ日本の食文化を世界に発信できたらと思います。
帰りは、東京都産のレトルトビーフカレーと生柚子こしょうを頂きました。
今回も学びと素敵な場にご招待くださったJ:COM様には感謝でいっぱいです。ありがとうございました。